Quantcast
Channel: ブログ
Browsing latest articles
Browse All 24 View Live

Image may be NSFW.
Clik here to view.

映画「終の信託」

ネタバレがあります!映画「終の信託」の原作者朔立木さんは法律家でもあるということを教えていただきました。俄然興味が湧き、「暗い日曜日」や「深層」などを読んでみた。「死亡推定時刻」もそうでした、法廷場面や法律に携わる方々の描写にはなんとも迫力がありました。...

View Article



Image may be NSFW.
Clik here to view.

小説「翳りゆく夏」

エド・マクベインの「キングの身代金」、読んだことはないのですがかの黒澤明監督がおっしゃるに、話は面白くないんだけど、「誘拐する人物を間違えてもそのまま計画通り脅してしまえ」というのがおそろしいと。かくしてサスペンス映画の名作「天国と地獄」が作られました。その「天国と地獄」が犯人が仕組んだトリックに使われます。以外な犯人についてはそれほど驚かなかったのですが、この事件がいかなるものだったかの告白を読ん...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

映画「レッド・オクトーバーを追え」

「レッド・オクトーバーを追え」をケーブルテレビでつい最後まで見てしまった。「ダイ・ハード」ではなくても、ジョン・マクティアナン監督のアクションっておもしろいなあと感じた映画。トム・クライシーの文章の情報量は膨大なものだったと思います。が、エンターテインメントとして二時間程度に見事にきっちりとまとめているなと関心します。潜航すると傾斜する艦内、ぐぐ~と巡るカメラワークにワクワクしました。あとこの映画、...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

映画「高瀬舟」

映画としてのスケール感がある作品ではなく、たぶんお金もかかっていない映画なのではないでしょうか。 でも、京都の高瀬川は運河であり基本一方通行なので、船頭はたびたび小さな船着き場に船を寄せては荷物を積んだ船の通過を待ったりする風景。高瀬舟が通るその背景に近隣の町屋に住む人々が行き交う景観、等々が描きこまれていて、職人的監督である故工藤栄一さんの手腕を感じます。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

映画「舞妓はレディ」

家族はコメディーの部分に期待してたみたいで、結局私だけで最後まで見ちゃったです・・・和室に人物が正座している風景を見るとつい小津安二郎監督みたいだなと反射的に感じてしまいます。時折カメラがすうっと座敷すれすれに低いアングルになったする。そんな箇所には、古典的なホームドラマを描いた映画へのオマージュがあるのではないでしょうか。日本家屋の中だけではなくて、街の石畳を俯瞰でとらえる場面などなど・・・映画各...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

映画「父親たちの星条旗」

「硫黄島からの手紙」は真っ先に観たのですが、この「父親たちの星条旗」数年遅れでやっと鑑賞できました。 激戦の「硫黄島の戦い」で擂鉢山の頂きに旗を立てた六人、その内の三人の兵士は一時帰還し国内で「英雄」と祭り上げられアメリカ各地をデモンストレーションとして巡らなければならなかった。 舞台に裏で「国民に国債を買ってほしいと訴えろ」と、行く先々で国のお歴々に指示され辟易する。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

映画「まあだだよ」

かみさんと劇場で見た当時、「監督は何を描きたかった?」なんて失礼な事話し合ってしまった。昨夜帰宅してから、「まあだだよ」をケーブルで途中から見れたのです、いや、面白かった。 実はこの映画、内田百聞さんのことよりも、百聞先生に何かあるごとに集まる教え子さん達に焦点をあててるんでしょう。学生時代にどんな授業を受けどんな教えをうけたのか、そのエピソードはあえて描写していないですね。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

映画「犬神家の一族」

長男の告白・・「以前からもやもやしてる事があるのだ・・」 なんでも、湖の水面から突き出た二本の足、あれが一体なんなのか? 気になって仕方がない!ならば見てしまえばいい( ̄▽ ̄;) ということで二人で「犬神家の一族」のDVDを観よう!ということになったのです。... 残念ながら、1976年度版がなくて2006年度版で鑑賞しました。二作とも市川崑監督作品で、2006年度版は遺作となりました。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

映画「悪魔の手毬唄」

リメイク版「犬神家の一族」で大きな衝撃を受けた長男と、「悪魔の手毬唄」を鑑賞しました。殺人事件の犯人である岸恵子さんが扮するリカが沼に入水するシーン、何度見ても、美しさと何とも言い知れん哀感で切ない。若山富三郎さん扮する磯山警部の純情さにはほっとさせられますね。ラストシーンで、「リカさんのこと、愛してらした」と聞かれて、「は?何か言いました?」という別離のシーンは大好きだ。日本映画っていいなあ・・・...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

映画「座頭市 The Last」

後になって驚いた事、この映画って随分酷評されているんですね。 凄惨な場面は数多いけど、私はとても面白かったです。工藤栄一監督の「傷だらけの天使」「探偵物語」やVシネマ、黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」、深作欣二監督の「必殺」や「阿部一族」とかへのリスペクトではないのかな。迫力のオープンセットを背景に、阪本監督は次はどんな構図で見せてくれるのかドキドキしました。...

View Article
Browsing latest articles
Browse All 24 View Live




Latest Images